福岡市東区のなんり小児科クリニックの公式サイトです。【院長】南里月美
感染症発生動向調査週報(3週=H23.1.17~H23.1.23)
|
||||
病名
|
報告数
|
前週比
|
一定点あたりの患者数
|
|
福岡県
|
全国
|
|||
インフルエンザ
|
9697
|
192%
|
48.97
|
12.09
|
感染性胃腸炎
|
1029
|
107%
|
8.58
|
8.49
|
水痘
|
361
|
102%
|
3.01
|
1.98
|
伝染性紅斑
|
338
|
98%
|
2.82
|
0.68
|
A群溶連菌咽頭炎
|
297
|
113%
|
2.48
|
1.44
|
タミフル(リン酸オセルタミビル)
|
内服薬
|
最も早く開発されたインフルエンザ治療薬で、全世界でもっとも多く処方されているため、耐性ウイルスも出ています。1日2回、5日間服用。体重により粉末とカプセルを考慮します。
|
|
リレンザ(ザナミビル)
|
吸入薬
|
1日2回 10mg(5mg×2)、5日間吸入して使う薬です。小児、成人ともに同量。
ただし、子どもは上手に吸入をできる年齢でなければ効果が不確実なことがあります。また、吸入薬のため、気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患など、呼吸器に病気のある人は、注意が必要です。
|
|
イナビル(ラニナミビルオクタン酸エステル水和物)
|
吸入薬
|
一回の吸入でタミフル・リレンザの5日分の効果が期待できるといわれています。成人及び10歳以上の小児は2回吸入、10歳未満の小児は1回吸入して使用します。
|
|
ラピアクタ(ペラミビル水和物)
|
点滴薬
|
1回の点滴(重症例は2回)でタミフル5日分(2錠×5日分)とほぼ同等の治療効果があるといわれています。薬を飲むのを嫌がり脱水などで点滴が必要なお子さんには有用かもしれません。1回分(小児は体重で変わります)を、15分以上かけて点滴します。重症の場合は連日投与も可能です。
|