なんり小児科クリニック

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水いぼ(伝染性軟属腫)

【 水いぼ(伝染性軟属腫)とは? 】

伝染性軟属腫ウイルスが原因でできる小さな良性の皮膚腫瘍で、「水いぼ」は俗称です。
名前のとおり感染力が強く、きょうだい間はもちろん保育園・幼稚園・プールなどで集団感染することもあります。子どもは皮膚の角質層が薄いため、うつりやすいのですが、乾燥肌やアトピー性皮膚炎などで、皮膚の
バリア機能が低下していると大人でも感染することがあります。



【 症状は? 】

皮膚と同じ色をした1~2㎜程度の半球形のいぼで、大きくなると中央にへこみがあるのが特徴です。先端につやがあり、中には白い芯があります。ここに、ウイルスがいて、他の皮膚にくっついて次々に増えます。わきの下・わきの腹などこすれやすいところによくできますし、乾燥して弱った皮膚に水いぼができると、その周辺が一層カサカサして、かゆくなり、かきこわして数が増えてしまいます。



【 治療は? 】 

★治るまで待つ

水いぼは、ほおっておいても治るものですが、完治するまでには、平均2年ぐらいかかります。その間に数が増えサイズが大きくなりかゆみをともなったり、炎症をおこしたりすることもあります。
★つまんでとる
一番短期間で治る方法ではあります。水いぼを消毒してピンセットでつまんでとります。もちろん痛いので泣き叫ぶ方も多い中でグッと我慢のお利口さんもいます。取り除く時は事前にしっかり説得した上で抱きかかえる・おさえる等ご協力いただくと助かります。
★くすり
基本的に飲み薬も軟膏類も効果ありませんが強い消毒薬(グルタラール液)を水いぼ先端につけ続けていくと少しずつ枯れてしまうというレポートがあり、当院でも時々処方します。お母さんの手間はかかりますが。


 
【 自宅でのケアは? 】

入浴時は、水いぼの部分も手でやさしく洗い、タオルは家族と別々にします。



【 プールは? 】

保育園・幼稚園でもプールの季節になりました。暑い中でのプール見学は可哀相!!放っておいた水いぼがプールの日までに治らないときはつまんで取る痛い治療しかありませんね・・・。