なんり小児科クリニック

福岡市東区のなんり小児科クリニックの公式サイトです。【院長】南里月美

ニュースレター2012年1月号:新年のご挨拶・感染症情報

【 2012年 明けましておめでとうございます! 】
 
 沢山の年賀状を有難うございました。お一人お一人にお返事を書けなくて申し訳ありません。とても素敵な賀状ばかりですので例年のように掲示パネルに張り出しています。作品展としてお楽しみください。一応個人情報は保護した積りですので隠れている部分を剥がさないでご覧下さい。
(※掲示に支障のある方は受付にお知らせください)
 
 当院は昨年9月に開院20周年を迎え、私も今年5月には64歳になります。開業したての頃は患者さんは自分の子どもの様に思っていましたが、今では孫になりました。最近開業当初よりも仕事をこなすのが素早くできなくなった自分に老いを感じています。診療が終わるとへたーっとくたびれて、カルテの見直しも紹介状やお返事書きも自分の勉強も、音楽の練習も、なかなかはかどりません。特に11月以降は夕べに死に朝に生き返る毎日でした。ほどほどの仕事量というのが理想ですね、何とか考えなければと思います。1日の予約数を減らす・良い小児科医を探す。どれも難しい~!!
 
                
 
 
 
【 インフルエンザの流行は? 】 
 
 今年のインフルエンザは、関東周辺では12月下旬に定点あたり1.98となり流行に入りましたが、福岡県では昨年よりまだ遅いとはいえ最後の週にはほぼ倍増し(77→131)(下表)、南・早良・西区・宗像・福津市の小児科からA型の報告が出ています。さてはそろそろ流行が始まるかなという感じで、休み明けが怖そうです。   
 
 今年は13歳未満児へのワクチンの量が増えていますので、例年よりも予防効果が上がるはずだと期待しています。でも基本は人ごみに出ない・うがい・手洗い・マスク・加湿です。油断しないで健康に過ごしましょう。
 
福岡県医師会による感染症発生状況 (第51週H23.12.19~12.25)
病名 報告数 前週比 1定点当たりの患者数
福岡県 全国
感染性胃腸炎 1723 97% 14.36 11.66
A群溶連菌咽頭炎 433 89% 3.61 2.53
水痘 366 135% 3.05 2.70
RSウイルス感染症 140 108% 1.17 1.18
インフルエンザ 131 170% 0.66 1.98
流行性耳下腺炎 123 95% 1.03 0.78
咽頭結膜熱 110 112% 0.92 0.50
 
 
 
 
【 今年の診療体制 】
 
昨年8月、水曜午後担当だったDr.斉藤が退職しましたので、木曜日一日Dr.徳永が診療しています。都合で土曜日に変わることもあります。

①南里月美: (1男1女1孫)
昭和48年九州大学医学部卒、浜の町病院・ワシントン大学小児病院(アメリカ・セントルイス)・篠栗病院に勤務、
1991年なんり小児科クリニック開設、一般小児科・小児循環器        

②徳永晃子:(1男1女)
九州大学理学部大学院修士課程卒・平成3年九州大学医学部卒、
こども病院・東医療センター・こぐま学園、現在「慈愛会ヨゼフ園」勤務、
2009年~当院週1担当、一般小児科・小児神経 

小児科医2名で診療致しますので、今年もどうぞ宜しくお願い致します。