なんり小児科クリニック

福岡市東区のなんり小児科クリニックの公式サイトです。【院長】南里月美

なんり小児科ニュースレター2010年1月号

【2010年明けましておめでとうございます!】

*たくさんの年賀状ありがとうございました。お一人お一人にお返事を書くべきなのですが、この場を借りてお礼の御挨拶とさせていただきます。尚、皆さまの賀状がとても素敵なので例年のように掲示パネルに張り出しております。可愛い写真やイラストなど作品展としてお楽しみください。一応、個人情報は保護していますが、隠れている部分をはがさないようにご覧ください。

*今年も医師3人体制で診療致します。
◎水曜午後: Dr.斎藤智子
長崎大学医学部卒、長崎大小児科・佐世保市立病院・長崎市民病  
院などの勤務を経て、現在当院・青葉クリニック・岩屋小児科・入江  
内科小児科・真田産婦人科の新生児検診などの貴重な助っ人とし
て活躍中。3女の母。
◎木曜午前: Dr.曳野晃子
九州大学理学部大学院卒後、九大医学部卒、九大小児科・こども
病院・東病院(現東医療センター)を経て、現在慈愛会ヨゼフ園勤     
務中。一男一女の母。
お二人とも優秀で経験豊かな小児科専門医です。
南里ともどもよろしくお願いします。

*昨年は新型インフルエンザの流行で、春から日本国中大騒ぎでしたが、強毒性鳥インフルエンザではなく、豚由来で比較的軽症なものであることが判明し、冷静な対応が出来たようですし、12月末にはピーク時の3分の1くらいまで減少してきています。今のところA型インフルエンザのほとんど全てが新型ですが、1月には季節性インフルエンザも流行してくるので引き続き予防に注意しましょう。新型・季節型と区別するためにはクリニックで検査する迅速検査(A型かB型か)に加えてPCR検査(遺伝子型)が必要ですが(費用1万円ほど)、治療は変わりませんのであまりお勧めしていません。


【いま流行している病気は?】

福岡県医師会による感染症発生状況(51週=12月14日~2009年12月20日)
定点における患者数
報告数
前週比
1定点当たりの患者数
福岡県
全国
インフルエンザ
4417
69%
22.31
27.39
感染性胃腸炎
1040
127%
8.67
4.79
RSウイルス感染症
404
149%
3.37
0.78
水痘
291
150%
2.43
1.33
流行性耳下腺炎
159
95%
1.33
0.74
A群溶連菌咽頭炎
149
116%
1.24
1.06











新型インフルエンザの流行は大分落ち着いてきましたが、例年冬によくはやる病気も徐々に増えて来ています。感染性胃腸炎、RSウイルス感染症、水痘(水ぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、A群溶連菌咽頭炎の順で流行しています。
 
 
参照・引用HP:保健環境研究所福岡県感染症情報・福岡県医師会HP